4種類(グレード)の違い
第一世代:アクリル系塗料
耐久年数:5~7年
約15年前に発売された塗料で、モルタルのひび割れに対応する当時は画期的な商品でしたが、汚れやすく耐久性がよくないという欠点がありました。
※とにかく少しでも安くという方にお勧めですが、現在はあまり使用されません。
第二世代:ウレタン系塗料
耐久年数:7~10年
汚れやすいという欠点の解消を目的に8~10年ほど前に開発されました。柔らかい性質があり、万能の塗料なので細部(下地によって)の塗装には最も適しています。工事の総額を考慮すると、第三世代の塗料と価格はほとんど変わりません。
※昔ながら(?)の塗装業者は、現在もこの 「第ニ世代」 の塗料を主に使用しています。
第三世代:シリコン系塗料
耐久年数:10~15年
シリコンを含有し汚れにくさと耐久性を両立させた塗料です。
(※5~6年前に各社から発売された製品)グリームホームが主に使用している塗料は、シリコン系塗料の中でもセラミックを含有した塗料で、耐久性・汚れにくさも格段にUPした優れた塗料です。
※現在(2013年)では、価格も落ち着きコストパフォーマンスに優れた最も人気の塗料です。
第四世代(未来):フッ素、光触媒塗料
耐久年数:12~20年
フッ素塗料・光触媒塗装は、まだまだ一般住宅にオーバークオリティの感があります。
もちろん耐久性は良いので、もしご予算に余裕がある場合は一考の価値はあると思います。
※「まだ性能の割りに価格が高く」一般住宅にはあまり使用されません。フッ素系塗料は、とにかく長持ちする塗料ですが、各種性能面ではシリコン塗料などと同じです。
※フッ素でお考えの方は、特に外壁よりも屋根を超高耐久のフッ素がお勧めです。光触媒塗料の最大の特徴は、外壁の汚れを分解する、最も汚れにくい塗料ということです。耐久年数は、15年前後でシリコン塗料と同程度です。